天井のボードは穴が開いて垂れ下がり、床は下地のベニヤが汚れ放題。
そんな物置をリノベーションしました!!
天井の穴の開いたボードはそのままに、その上からガルバリウムのトタンで覆い、床は格安の荒床材(畳の下地板)で汚れたベニヤを隠してしまいました。
トイレも水回りも無い、だから『小屋』。今では僕の事務所です。
小屋の入口には片側に格子を作り、格子にはガラスの表札を付けて事務所の入口らしくしてみました。 入口を開けると「大家さん」の中庭が見えて、視線が奥まで抜けていく解放感があります。
井にはガルバリウムの小波トタンを張り、穴の開いているボードをトタンで隠してあります。 床は「荒床材」という畳の下地に使う厚さ15mmの格安の板を、大工さんにプレナーという機械で表面を削ってもらって仕上げてあります。 椅子は30年物のセブンチェアーですが、テーブルは大工さんが現場で使う作業台です。
出典: eartharchitect.eshizuoka.jp 本棚は建具屋さんに作ってもらった白い板を、自分で組んでキャスターを取り付けてあります。 山小屋のように部屋の全てが木目ですと、少しくどい気がするので壁と家具は白を基調にしてみました。 インテリアの色使いは3色~5色でまとめると落ち着きが出ます。
中庭に通ずるガラス戸の上にロールカーテンを取り付けて、ロールカーテンを50㎝程開けておくと大家さんの中庭の地面の部分が「坪庭のように見えます」
仕事に疲れた時は、「この坪庭」を見てコーヒーを飲んでいるとホットします。