愛知県豊田市内、区画整理に伴い住宅地の一角に建て替えによる単世帯新築の住宅の計画。敷地は、近隣住民の通勤通学に利便性の良い鉄道駅の間近に位置する。接道は南側に、他三方は宅地に囲まれる。一階にはビルトインガレージと合わせて来客をゆったりと出迎える広い土間、玄関ホール及びLDKを計画。南側には駅を利用する人通りからの視線がある。
ビルトインガレージ、人通りのある通りに配慮したLDK
LDKの南は先のガレージのほかに駐車場3台分の空地を計画に盛り込んでいる。道路境界から6m程の距離を保ってはいるが、行き来する歩行者からの視線を遮りながら光を取り入れられるよう角度をつけた横桟を組み上げた格子引き戸を室内側に計画し生活できるように配慮した住宅である。仕上げに床はナラ材を用い、外部内部とも共通材として一部に米杉を設えている。各開口部の配置は天井及び壁を意識し、それに寄せることで自然光を内部へ迎え入れる計画提案とした。
日差しを確保しながらも、人通りの視線からプライバシーを確保するため採用した格子戸のあるLDK。
格子戸と一部レッドシダーを貼った天井がLDKのアクセントとなっている。
整形(矩形)ではない敷地外形から軸線を生み出した対面配置のキッチン
北側に位置する階段ホール。開口を壁に寄せることで空間に光をまわし、下階の玄関ホールにも光を届ける