柏市旭東小こどもルーム
(医療介護福祉施設・保育教育施設)

株式会社古里設計

柏市旭東小こどもルーム

市立小学校の校庭の片隅に建てられた学童保育施設である。

こどもは大人に比べ心身共に弱い存在である。 大人よりもストレスを感じやすい分、こどもたちには心地よい空間を提供しなければならない。 心地よい空間とはまずはじめに、採光・眺望・通風が重要である。 しかしながら、この施設は校舎配置の関係から保育室を南側に配置することがでない。 そこで、北・西側の校庭に向かって眺望を確保し、南・東側のトップサイドライトから採光を確保することとした。 結果的に保育室は4方向に開口部ができ、風通しの良い居室となった。

また、子どもは走り回って遊ぶものである。そこで、北・東側の開口部は全て掃き出し窓とし、ベランダを通じて校庭を走り回れるよう計画した。

「こどもたちにとって居心地のよい空間とは採光・眺望・通風に優れ、走り回れる場所である」との考えを今回の施設計画で実践した。

深い軒の出による陰影

深い軒の出による陰影

南側エントランス

南側エントランス

全面開口の保育室

全面開口の保育室

南側欄間による通風・換気

南側欄間による通風・換気

校庭と一体の外部空間

校庭と一体の外部空間

柏市旭東小こどもルーム(医療介護福祉施設・保育教育施設)の情報

作者
株式会社古里設計
所在地
千葉県柏市
概要
木造平屋 在来工法
延べ床面積:140㎡
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