施主さまの以前のお住まいは、ペリー来航の前に建てられた茅葺屋根の立派な平屋住宅。歴史を感じる、ランドマーク的なお住まいでした。しかしながら、昔ながらの造りのため、冬は寒く室内温度が氷点下になることもあったそうです。
新しく建てた家は、以前の建物の形を継承。真っ白でボリューム感のある漆喰壁、古代いぶし瓦の屋根。土地の雰囲気にも馴染むよう家です。新築当初は、美術館と勘違いしてご来訪された方もいらっしゃったようです。
温熱環境は高断熱高気密住宅。FPの家です。昔のお住まいの雰囲気を残しながら、住宅性能は大きく改善されました。
歴史ある四足門。立派な造りです。
南東側からの外観。白いボリュームのある漆喰壁と、銀色の古代瓦が印象的です。各部屋に配置したウッドデッキが、アクセントに。
勾配天井で、もともと高い天井に、さらに奥行きを感じます。立派な梁も、存在感たっぷり。
客間は琉球畳。
屋根の銀と壁の白が印象的。門も存在感があります。