ご夫婦とお子さま2人。家族4人が暮らす22.5坪の住宅。
施主さんの「贅沢は望まないが、いつも笑い声が聞こえる家にしたい」という想いに共感して、家づくりの計画をスタートしました。ご家族の趣味のお話なども聞き、ご家族に似合う、「簡素で機能的な等身大の家」を造りたいと考えました。
旦那さまは、古いバイクを修理しながら乗り続けている方。そこで、部材は、簡素でも修理可能な造作建具や長期使用できる自然素材を活用しています。
敷地は53坪ですが、ご予算と将来的な増築を考え、寄せてスペースを確保できるように配置しています。
外観はシンプルな切妻屋根の家型。ガルバリウム鋼板外壁と屋根は、太陽光の強さに応じてホワイト、シルバー、グレーと色の変化を楽しめます。
屋内の木部は施主塗装。ご家族の方が丁寧に仕上げました。
天井は素朴な質感の勾配天井。小さな家でも奥行き、広がりを感じることができます。 木目も味わいがあって落ち着きを与えてくれます。
窓を大きく取り採光、通風は抜群。リビングは2階に配置したので視界も広く、開放感があります。
出窓を配膳スペースにして、省スペース化。出窓部分は、汚れにくい材料で造ってあります。
素朴さ、シンプルさが、ぬくもりのある雰囲気を感じます。
個室には、ウォークインクローゼットを。(奥の引き戸)
木の味わいが落ち着きを与えてくれます。板張りなので、拭き掃除も簡単。
小さな家の玄関ホールは収納を優先するので、採光が不十分なケースが多い。ガラス面の大きなドアで、自然光を取り入れています。
最後に全体像を。