東京北区の狭小宅地に建つ、7人家族のための二世帯住宅です。
僅かな敷地でしたが、立体構成された大きな階段のある図書スペースをつくることが出来ました。周囲の木造住宅から視線を切ることでプライバシーを確保し、トップサイドライトの大開口が、周囲に広がる住宅街を風景に変化させます。
エントランスは僅かながらポーチを設け、暖簾が似合う風情をつくりました。
無表情な都市住宅が建ち並ぶ環境に対して、いくらかの風情を創り出すことが出来たと思っています。
立体的な図書空間の夕景です。
ダイニングキッチン。
暖簾の似合う外観が、住宅の密集地帯に趣きを与えています。