日本は、山間部が多く、首都圏も傾斜地に住宅を建てることが多くなっています。
傾斜地は眺望が良く、土地価格も比較的に廉価です。しかし、工事等の幾つかのデメリットもあります。傾斜地の地盤の分析が大事です。また、建築基準法や宅地造成法の理解も重要です。この住宅は、コンクリートの箱を地盤にスッポリ埋めた構成をしています。
3階部分は鉄骨で造られています。3階にリビングを造り、テラスと一体化させることで、開放感を演出しています。
中庭に大きなケヤキを植栽して、コンクリートの堅さ、を和らげる効果を得ています。
階段は最上階まで続いています。
写真では、傾斜が強く見えませんが、この地域は傾斜地崩壊区域に指定されています。
テラスはリビングと連続しています。
今でも、丹沢まで見えて、開放的で、気に入っています。