天神橋筋商店街からほど近い、大阪市北区に建てられています。住宅密集地の角地に、黒いガルバリウム鋼板の外壁が印象的です。周辺からのプライバシーを守りながら、都心で暮らす快適さを考えられています。閉ざされた外観の印象とは対照的に、吹き抜けを有する内部は、開放感いっぱいです。
完成まで、1年と少し。長いようで短い家づくりです。終わってしまうと寂しさが残りますね。土地の選定から住宅ローンの審査、プランの検討、実施設計が始まれば、細部の確認事項から決定まで、実に多くの検討と決断を行っていただくことになります。それらの道先案内役がクープランニングの役目であり、こうして完成を迎えられて、ほっとしています。お施主さまにとっては、これから始まる新居でので生活が、家族が共有できる大切な思い出の核となってくれればと思っています。末長く、大切に暮らしていただけることを願っています。
木造3階建ての注文住宅です。1階にLDKスペースをレイアウトしています。土間と吹き抜けのある空間です。 黒い壁の奥には、洗面、浴室、トイレの水まわりを配置しています。
吹き抜けに面した2階には、子供部屋とフリースペースをレイアウトしています。 フリースペースは、家族が増えた際のことも考えておられます。
ペニンシュラキッチンを採用しています。オールステンレスのシンプルなキッチンです。 床材の杉足場板の素材と合わせて、キッチン上部の棚、キッチン背面の棚板の製作を行っています。
玄関につながる土間を延長して、リビングとつなげています。 使い勝手はさまざまですが、大きな空間を、自由に使って欲しいと思っています。