建築敷地は、大阪より約1時間ほどの京都南部、眼前に広々とした田園地帯・のどかな景色を見渡せ、澄み渡る空気に満たされ四季折々の変化を感じ得る景勝地であります。
お施主さまは、当初住宅ハウスメーカーと契約をされ「建物+外構」の計画設計の打ち合わせをしておられましたが、それを破棄して当設計事務所に設計依頼される運びとなりました。 喧噪なる都会の雰囲気を離れた田舎風景に建つセカンドハウス・別荘として使用される住宅を、建築家ならではの外構の設計を主とした建築構成にお喜び頂きました。
ファサードの車庫・アプローチと連携したシンメトリックなコンクリート打ち放しの柱に特注外灯を乗せた比類なき表情が、別荘・週末邸宅を訪れた方々に「心が躍る喜び」を与えるものとし好評を得ております。
住宅設計の要素の一つである室内の内装・家具類は、ヨーロッパ・北欧の重厚なアンティーク家具・建材で取り揃えております。
依頼主様には、日頃の仕事の激務からリフレッシュできる週末の憩いの場として、オープンテラスと田園地帯が人と時間を優しく包み込む大人の落ち着いた時間を過ごして頂いております。
《住んでみての感想》
図面やパースなどで、完成した後の外観などを説明してもらっていましたが、出来上がると思った以上に良く家族はもちろんお客様にもとても好評です。特に薄暗くなって外灯がともると、何とも言えない雰囲気が出てみんなでテラスに出て食事・お酒を飲みながら、話にふけっています。
気に入っている家具も良く映えるように内装を考えてくれて喜んでおります。
外構のコンクリート打ち放しの柱と、その上の別注の照明機器は、思ったより金額はかかりましたが、それ以上のできばえで、建築費用をかけた甲斐がありました。