建築敷地は、大阪市内のビルやマンションが立ち並ぶ街中の「角地」、前面道路幅が約6mと約8mに接した約146坪の面積。
建築敷地が角地であるゆえ、法的な斜線制限「道路斜線」・「隣地斜線」・「北側斜線」の厳しい制限の中、機械式駐車場・駐輪場を含む容積率の考慮などを克服し、9層のボリュームの建築構成を図る事であった。
1階は、アプローチ~エントランスホール、設備室・機械式駐車場・駐輪場、2階~7階は賃貸住宅、8階・9階の2層がオーナーの専用住宅をメゾネットタイプの住まいとした設計。
ファサード(外観)は、1~6階はコンクリート打ち放しを基本に、アルミパンチング板・モザイクタイルパターン張り。
7~9階は上層階は、コンクリート打ち放しの凹凸でボリューム感を出したうえ、金属板で更なるデザイン性を強調し建築の存在感を与えています。
関係者の方々より、当地域において比類なきデザインのデザイナーズマンションの設計あると、評して頂いております。