長く大切にされてきた住まいを新しい世代に継ながるよう、考えました。
今回の改修の一番の願いは、この家で過ごす子どもたち3人が、貴重な時間を共有しながら、先代への感謝と、将来への希望を持った、たくさんの思い出を築いてもらいたい...ということでした。
この蘇った家に住むのは、依頼主ご家族と、ご両親の2世帯となり、新しい4世代目が住む家です。
ご家族がこの家で、また楽しく笑顔で暮らしていけるように、世代ごとに様々な対応が出来るように計画しました。
また、地方に残る、多くの貴重な住まいを残し、住みやすく改修することが、これからの家づくりのスタイルとして見直されるきっかけになれば、と思います。