浴室・トイレ・収納以外は、仕切りつつ繋がるワンルーム空間。ネコや人が 何処で何をしているか、常に気配を感じる。
周辺環境を考慮してコート(小さな庭)と窓の配置を計画することにより、カーテンも不要なプライバ シーを確保しつつ、同時に大きな開放感も両立しました。内・外装は高耐久な材料を使用し、 長寿命・メンテナンスフリーを実現しました。
また、季節に合わせて自然通風と機械換気を併用して空気の流れを変える計画としました。夏は熱い空気を塔屋から排気し、北側・東側の涼しい空気を居室内へ給気します。冬は塔屋で暖まった空気を中央部のシャフトを通して居室内へ給気します。高気密・高断熱と合わせて、一年を通して快適な室内環境を実現しました。
しっかり握れるオリジナルデザインの木製手摺(左側)とワイヤー手摺をタテに使った落下防止柵(右側)。
吹抜けを介して2階と繋がるLDK。昼間は、北側と東側の大きな開口からの柔らかい光に包まれる。夜間は、多灯分散配置した照明により様々な雰囲気を演出する。
カーテンも不要なプライバシーと大きな開口がもたらす開放感を両立するため、塀で囲った庭に面してのみ大きな開口を設けている。そのため、外部からは窓が殆どないように見え、内部へ入った時の明るさ・開放感とのギャップに驚きを感じる。
寝転んだ時に丁度良いピクチャーウインドウとなる横長の窓と、1階LDKからの光が吹抜けを介して柔らかく広がる。
カーテンも不要なプライバシーと大きな開口がもたらす開放感を両立するため、塀で囲った庭に面してのみ大きな開口を設けている。
前庭と一体となった外玄関・コート
給水バルブやコンセントなどを見せない、すっきりと掃除がし易いトイレ。
小さなスペースも無駄にせずに植栽を施す。四季を通して楽しめるように、樹形・葉姿・花などをバランス良く植えている。道路に面する敷地角部は、見通しを確保するように壁をデザインし、交通安全に配慮している。
しっかり握れるオリジナルデザインの木製手摺。