「家族それぞれの趣味と時間を大切にしながら、ペットとともに暮らす、機能的で収納に無駄のない、居心地の良い住まい」を家づくりのテーマとした4人家族とペット(犬・猫4匹)の住宅。
敷地は新しく開発された住宅地にあり、これから周囲に住宅が建てことが予測できました。そこで周辺環境が変化しても、内部の環境を守ることができるコートハウスをご提案しました。
プライバシーの守られた中庭に開いて光や風を取り込むことで、将来にわたって安心して快適な暮らしを続けていくことが可能になります。
ペットも安心して遊べる中庭には古木オリーブが植わり、開放感とともに豊かな時間を日々の暮らしにもたらしてくれます。2階にはリビングからも見える猫テラスがあり、家族にもペットにもお気に入りの場所があり、それぞれが楽しく暮らせる住まいになっています。[写真:大沢誠一(OS)/Archiplace(AP)]
中庭に開いたコートハウスとすることで、道路側からのプライバシーを守っている 左側はガレージ 中央付近の塀の間から玄関へのアプローチがはじまる。(OS)
床は同じタイル仕上げ スチールの玄関扉はフェロドール塗装で左右のガラスから光が入る 1階には蓄熱式の床暖房が入っていて、玄関は冬でも暖かい。(OS)
LDKは天井が高く、南側の高窓からも光が入る アイランドキッチンでレンジフードは空中に吊られている 左壁面のネコステップは北側の高窓や南側の高窓へ続く 左下のベンチの下に犬の食事スペースとトイレがある。(OS)
中庭に面した大きな掃出し窓があり、窓際の床スリットから床暖房の温風がでる 正面の高窓の外には猫テラスがある。(OS)
プライバシーの守られた中庭とバスコートに面した掃出し窓で広がりを感じる 中庭のシンボルツリーは生命力を感じさせる古木オリーブ。(AP)
猫や犬も安心して遊ばせることができる中庭 床はコンクリート平板で雨水は隙間から下に落ちて流れる。(AP)
二人同時に使える広さと腰掛けてメイクができるカウンター 明るい中庭が見える。(AP)
窓の小さな明るさを抑えた空間で、趣味の本や漫画をたくさん収納できる本棚を造り付け。(OS)
2階の猫テラスへつながる通路は猫のお気に入りのスペースになっている 子供室はそれぞれの好みのフローリングで、本棚や棚を造り付け 階段からは中庭が見える。(OS)
猫脱出防止用に、開口部を光や風を通すファイバーグレーチングのパネルで塞いだ猫テラス 地窓を通してLDKが見える 手前は子供室。(OS)