古い住宅地の街並みに合わせてスケール感を重視し玄関の庇を低く抑えることで、「顔」である玄関アプローチはモダンな外観でありながらも落ち着きのある佇まいとなり、訪れる人を包み込むような雰囲気とすることができました。
窓の位置は周囲との関係から決めているので室内は常に柔らかな光で満たされ、リビングでは庭木を眺めながら安心して寛ぐことができます。ダイニングは特に開放感に溢れ、木漏れ日のウッドデッキへとつながっています。
敷地は南傾斜のひな壇のため2階からは遠くの景色を望み、書斎には大きなワーキングデスクと本棚、さらにはピアノを置いて、家族の活動の場となるよう計画しました。 これらの空間をコンパクトな動線上に点在させることで、どこにいても家族の気配を感じることができる空間となっています。
庭の樹木に囲まれたリビングは、吹き抜けからの柔らかい光で満たされ開放的な空間になっています。
リビングダイニングとキッチンは一体で、使い易い構成になっています。
ダイニングは外部のウッドデッキへとつながっています。
ダイニングからリビングを見る。
リビング階段は、片持ちで軽快な印象となっています。
リビングは、水平方向と垂直方向ひ広がる開放的な空間となっています。
吹き抜けに面した2階廊下は、ピアノを備えたファミリースペースとなっています。
2階廊下の突き当たりは、家族のスタディコーナーになっています。
スタディコーナーにはたくさんの本が収納できるよう、大きな壁面本棚を造作しました。