仙台市街地の端に位置するこの敷地は、深い緑に囲まれた小高い丘の上にあります。そこで建物はコンパクトで抽象的なカタチとし、ブロックを積んだようなその隙間から周囲の自然を常に感じられるような住宅としました。
中でも半地下部分に埋め込まれたゲストルームは、連続する外部空間も同様に半地下に掘り下げることで、溢れる緑以外余計なものは一切排除された非日常的な空間となっています。
この住宅はあらゆる場所で内と外が混ざり合い、自然の刻むゆっくりとしたリズムが日々の生活に溶け込んで、より豊かに演出してくれます。
緑の中に浮かび上がった白い箱が印象的
リビングダイニングは、内外の境界が曖昧なスケールの大きな空間になっています
生活の中で常に自然を感じ、ゆったりとした時間が流れています
半地下に掘り下げられ、溢れる緑以外余計なものは一切排除された非日常的な空間
ゲストルームからダイニングを見上げる
玄関からちらっと見える庭の緑は、近ずくにつれ一気に視界が広がっていきます