鉄骨造の断熱性は低い?

2024-06-06 cxさんからの質問・相談

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鉄骨造ガレージハウスを検討していますが、断熱性が低いと知りました。実際はどうなのですか。断熱材をいれれば良いようですが、そのぶん価格は高くなりますよね。

専門家の回答

SumaIdeaサポートデスク(その他の専門家/東京都)

ご認識の通り、鉄は木材に比べて熱伝導率が高い(熱が伝わりやすい)ため、断熱性は木造に劣ります。
また、気密性も低くなりがちなため、気密・断熱の対策を行わなければ、外気温の影響を受けやすいといえるでしょう。

断熱材を入れるなどの対策は可能ですが、おっしゃる通り、その分費用は膨らみます。
建築コストはもちろん大切ですので、ご希望と費用のバランスを考えながら検討を進める必要があります。

前提として、鉄骨造(重量鉄骨造)は木造に比べて建築コスト自体が高いため、「鉄骨造のメリット」に魅力を感じてこそ選択する構造化と思います。

鉄骨造のメリットは、耐久性や耐火性が挙げられます。
木造よりも強度が高く、構造的に柱の本数を抑えられるため、柱のない広い空間を実現できます。
大きなガレージハウスや吹き抜けの大空間を実現したい場合には、木造よりも可能性が広がるでしょう。

木造、鉄骨造、そして鉄筋コンクリート造と、それぞれにメリット、デメリットがありますので、cxさんのご希望、そしてご予算や敷地の制約を整理しながらご検討ください。

分かりづらい点やお悩みなど出てきましたら、またお気軽にお問い合わせくださいませ。

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