郊外の駅徒歩圏で見つけた分譲地で、注文住宅を建てることを検討しています。敷地は約40坪で形はきれいなのですが、前面道路がやや狭く、交通量もそこそこあるため、子どもの安全や駐車のしやすさが少し心配です。また、周囲はこれから新しい家が建ち始めるエリアで、将来的にどれくらい建物が密集するか読めないのも気になっています。
駐車のしやすさについては、車種や前面道路の狭さにもよりますが、道路と垂直の駐車スペースで駐車しづらい場合、道路と平行、あるいは斜めに出し入れするような配置にすることで、改善できるケースがあります。
また小さいお子様の安全を考えると、道路側と塀や植栽で『壁』を設けたり、出入口に門を設置することで、急な飛び出しのリスクを抑えられるでしょう。
周囲の環境の将来的な不透明さへの対策としては、開口部を多方向に分散させたり、リビングを2階にする、中庭など内側に開けた空間をつくるといった方向性が考えられます。
例えば、南側だけに大きな開口部を設けると、南側隣地に建物ができた場合、採光が遮られてしまいます。
分散しておく、あるいは内側に開くことで、周囲・隣地の変化の影響を抑えることができるでしょう。
どの程度の規模感の住宅をご希望かにもよりますが、延床面積30~40坪程度の2階建ての住宅を想定すると、40坪の敷地だと多少ゆとりもあるかと思いますので、工夫次第で素敵なお住まいを実現できるかと思います。
エリアや敷地、ご希望、ご予算、そしてお子様のことや将来の環境の変化も踏まえ、金平糖さんご家族にとっての良い家を一緒に考えてもらえる建築家・設計事務所のご案内も可能ですので、よろしければお気軽にお問い合わせください。