建主の要望は「真っ直ぐで厳しくそして大きな家」であった。全体の主屋、駐車スペースを兼ねた書屋そして中庭の構成である(中庭は未完)。 内部は天井、壁とも一気に塗込んだ漆喰の白で、その中に無垢なピーラー材による造作、鉄の手摺、ビルマ産のチーク床材などでまとめている。
外部は白色の左官壁に銅板屋根の組み合わせ。時とともに風合いが深まっていく