[コンセプト]
La Jeunesse山手倶楽部は、うわべのきらびやかさではなく「技術」に重きを置いているエステサロンです。
『エントランスサロン』を新しく作って、洗顔指導など、さまざまな技術レッスンを行いたいとのご希望がありました。
[空間構成]
「技術を提供する場」である『施術室』と、人々に「技術を広めていく場」である『エントランスサロン』の二つの空間を、視覚的・空間的に強調する事をコンセプトとしました。
『施術室』と『エントランスサロン』とを、二つの白いBOXに詰め込み、薄いスキンで覆って一体感を出す構成としました。
「隠れ家的なサロン」にしたいというオーナーの希望もあり、内部空間が外部から見えるようで見えないようにすることで、「あのBOXの中で何が行われているのだろう?」と、みち行く人々に興味を持ってもらえます。
[デザイン]
オーナーの希望は、エステサロン業界の「きらびやかだけれども、どこか浮ついた」イメージを払拭することでした。
技術の確かさ、真面目さを表現するために、直線的で男性的なデザインを主としました。「骨太」なディテールをベースに、女性的な雰囲気も感じられるよう「繊細」なディテールをちりばめまたり、材料や色彩などに遊びを持たせて、ゲストがゆったりとした時間を過ごせるよう配慮しました。