築58年の日本家屋をフルリノベーション
当初は既存の日本家屋を撤去して建て直すという選択と、フルリノベーションという選択で迷われていた。
結果として、フルリノベーションとなった理由は色々あるが、「愛着」が一番大きかったと思う。
基礎や梁がしっかりとしていた。
主だった部屋は全て南の庭に開き、建物の中央部にもトップライトから光が落ちてくる。
大きな収納と手洗いを設けたエントランス。 正面の扉はパントリーへつながる。 右手の扉はLDKへつながる。
30畳程あるLDKの天井は高く開放的だ。床、造作家具はナラ材で仕上げた。壁も珪藻土の塗り壁とし、自然素材にこだわっている。
リビングの一角には薪ストーブがある。高性能な機種で、炎がゆらぐ風景と共に暖房器具としての期待も高い。
キッチンの後ろに水回りを集中させ、家事動線が大変コンパクトになっている。 キッチン横にはエントランスからつながるパントリーがある
洗面に隣接するファミリークローゼットは、メジャーリーグのロッカーをイメージしたもの。キッチン横にパントリーも備え、収納はたっぷりと確保した。
日本家屋の立派な梁を見せる階段
リビングを見下ろせる渡り廊下と屋根裏部屋
洗面には床暖房を設置。バリアフリーで浴室へつながる。 浴室からは庭を見渡せる。
キッチンやキッチン収納、お風呂など、普段使いのものに拘れたのはとても良かったです