奈良県五條市。吉野杉を扱う材木店の資材置場だった建物を全改装したケーキ店です。
既存の木目調鋼板やビニールの庇、看板、配管類を撤去し、大小2つの切妻屋根が軒を並べたシンプルな外観に再生しました。小さい棟は将来的な利用が見込まれるため、開口部を取外し可能なファブリックで覆い、丸ごと一つの看板として活用しています。
内部は既存の吉野杉の魅力を生かしつつ、コンクリートブロック積みのカウンター、黒板塗装の壁面、アイアンの金物などを統一感を持って付加していくことで、コストを最小限に抑えながら統一感のあるテイストにまとめました。
アプローチは曲線で打ったモルタル仕上。
夕景。
出窓、引違窓、扉。大きさの違う開口に合わせてファブリックで看板を作成。ログハウスに白い凸凹が取りつくデザイン。
コンクリートブロック積みのカウンター。奥は可動棚とワークスペース。建具は空間を害さないように極力シンプルに製作。
ショーケースとレジはモルタルのカウンターに埋込。
既存の階段を合板で箱状に覆ってオイル塗装。
既存の階段を合板で箱状に覆ってオイル塗装。
2階手摺と階段手摺をスチールフラットバーで一体的に製作。
ロフトの床板は客席上を一部吹き抜けに変更して開放感を演出。
2階客席。カウンター席の一枚板は元々外壁に取りついていた旧店舗の看板を取り外し、工場で削って再加工したもの。ロフトへと上がる階段も既存品を1/2巾にカットして再利用。