自然が好きなお施主様のために、埼玉の飯能の檜と杉を使ってデザインした、地産地消も兼ねた住宅です。
ポイントに杉と檜を使い、戸袋や、アルミサッシなど、無骨な部分を隠すことにより、意匠とコストを両立させることができました。
森林組合から直接仕入れた杉と檜ですので、自由度が高く、様々な形に加工することができます。階段の手すりは一本物の杉。床暖房にも使える2間の長尺のフローリングで、快適な住み心地を実現しました。
シンプルに、周囲の住宅と溶け込むようなデザインにしました。
外部は、雨戸カバーを、アルミ製から、木製の檜で作り替えております。 デッキは、小さいながらも檜で作り、以前からあった植栽を移設して小さい庭を造りました。 夏とか、リビングから出て涼めるようになっております。 物干しは、テラスの下から取り付けられるようになっております。
リビングは、家族のコミュニケーションを重視し、キッチンとリビングの間には、吊り戸棚とかをもうけず、リビングと、キッチンと一体となったデザインとしております。 床材の杉板は、柔らかく、傷が付きやすいのが難点ですが、暖かく、素足でも気持ちよく過ごせます。
リビングを横の部屋からみた写真です。杉のフローリグにより、素足で気持ちよく、また、暖かい部屋になりました。
キッチンは、家族間コミュニケーション重視のデザインをしたものです。既存のキッチンだと、カウンターとかが邪魔になるので、家具工事でデザインして作りました。 手前に収納が沢山有り、子供達でも手伝えるようなデザインとしています、
階段は、杉の板でできております。手すりも、杉材一本物。森林組合から直接仕入れることができた為、可能になりました。
玄関の家具は、大工工事で作成。扉は森林組合に作ってもらった物を建具工事としてはめ込みました。
子供部屋は、昼間も過ごす可能性があるため、南側の快適な場所に設けております。 勾配天井で、広がり感をもった部屋となっております。
2Fのロフトは、寝室部分上部にもうけております。趣味の物を置いたり、衣装部屋にしたりとかに利用します。下の寝室と吹き抜けでつながっているため、ロフト特有の暗さや、空気の滞留などがないです。