築70年の古民家の改装です。
現在、3世代が同居している大きな家ですが、子供達が大きくなるに従い、部屋数が必要となりました。そのため、今までは、使いづらく、倉庫としていた複数の部屋を、リビングダイニングに改装し、その他の部屋を寝室に改装いたしました。
改装にあたって、なるべく昔の面影を残したいと思い、柱、梁などを意匠として利用、長押しなどは、間接照明として利用しております。壁は、砂壁でしたが、剥がすこと無く、上から漆喰調の塗料を塗って質感を出しております。
リビング・ダイニングの端から、オープンキッチンを見た写真です。 元々は、ふすまで仕切られた畳の部屋でした。ふすまを取り払って、天井を落とした所、立派な柱、梁が見えましたので、そのまま利用しております。
上2枚の写真と反対側から見た写真。正面は床の間です。何も飾ってない状態での写真ですが、撮影後、息子さんの五月人形が飾られておりました。
キッチンは、リビング越しに庭を眺めながら家事ができる、オープンキッチンとしております。 カウンターには、細長い調味料入れを作っており、リビングダイニング側から見えないように、調味料を沢山並べることができます。
リビングから庭を見た写真です。
キッチンの全景です。既製品キッチンをカウンターでうまく覆い、違和感のないようなデザインにしております。