木のマス目格子がある暮らしの空間。
和風の場合も
洋の場合も、
勿論モダンな場合でも。
木組そのものの
自然素材で組み上げた格子の美しさ、
機能的には空間を仕切りつつも
つながりを維持することが
出来るというところ。
縁をデザインする事も
その目的だったりします。
薄いパネルや和紙を仕込めば
障子のようなイメージにもなります。
板戸より空間の閉塞感を和らげ、
空間に伸びやかさを残します。
また格子越しの景色も
空間を広く感じたり
趣きが生まれたりします。
光の入り方や、室
内周辺のプライバシー、
視界の開放性、
その他「透かす」という事は、
曖昧さの加減なので、
その都度その場所に応じて
適切なマスの大きさは
デザインで変化させています。
空間を仕切る「建具」としては
少し高価なものになりますが、
空間のアクセントにもなり、
末長く楽しめる彩の「アイテム」になる
そういった存在です。
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やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央