鬼怒川の氾濫でへーベルハウスだけが残ったとネット上で目にしました。ちょうど戸建を建てようと計画中でハウスメーカーのカタログを取り寄せているところだったので気になっています。へーベルハウスは他社に比べて丈夫なのでしょうか。その他、客観的に見てへーベルハウスのメリット、デメリットを教えてください。
へーベルハウスの特徴として、
・重量鉄骨造
・ALCコンクリート(へーベル)
の2つがよく挙げられますが、木造住宅やプレハブ住宅に比べてとても丈夫です。耐震(制震)性能に力を入れており、他のハウスメーカーと比較しても十分に高い性能といえます。また、建材として使用されるへーベルは断熱性や遮音性、耐火性など高い性能を有していて、火事や天災などにも比較的強いこともへーベルハウスのメリットです。
一方で、費用的には、他のハウスメーカー(木造住宅やプレハブ住宅)に比べると高くなることが多いです。これは構造の違いもあるので、仕方が無いかと思います。
その他、外壁材にはへーベルを使用するため、外観などのデザインの自由度は低いでしょう。
メンテナンスでは30年まで無償点検、60年目までの有償点検を行っています。これは他のハウスメーカーよりも長いメンテナンスシステムですが、異常があった際の修理等は有料です。また、その構造、建材の独自性から、大規模なリフォーム・リノベーションを他の工務店やリフォーム会社で行うと、費用がかなり大きくなってしまうことが多いです。へーベルハウスで建てた家は、ずっとへーベルハウスに診てもらう、という考え方で購入したほうが良いでしょう。
※ 2015年9月21日時点での回答です。今後、へーベルハウスさんの更なる商品・サービス開発によって、上記の回答とは異なる状況となる可能性があります。疑問やお困りのことがございましたら、下記窓口までお気軽にご相談くださいませ。
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