地下室の費用、メリット・デメリットを教えて!

2015-01-13 gumiさんからの質問・相談

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新築で戸建を建てる予定です。趣味用に地下室をつくりたいのですが、費用はどのくらいかかりますか。また、メリット・デメリットを教えてください。趣味は、私が楽器、妻と子がダンスをやっているので、8~10畳ほどの、防音効果のあるスタジオのような部屋を想定しています。

専門家の回答

SumaIdeaサポートデスク(その他の専門家/東京都)

地下室をつくる費用ですが、目安としては、坪単価で80~120万円程度となります。土を掘る、防水など通常の工事よりも多くの工数がかかるため、費用は高めになると思っておいたほうが良いでしょう。

地下室のメリット、デメリットですが、以下のような点が挙げられます。


【地下室のメリット】

・容積率の制限を受けない。
通常の部屋は容積率の制限を受けますが、地下室は別扱いとなります。そのため、容積率の制限ぎりぎりまで地上の空間をつくっても、それ以上に屋内空間を広げることが出来ます。

・防音効果が高い
gumiさんのお考えのとおり、防音効果は高いです。楽器を使用する部屋としては、とても良いと思います。また、横、下に別の部屋が無いため、ダンスをしても振動が他の部屋に伝わりにくいのもメリットといえるでしょう。


【地下室のデメリット】

・建築費用が高い
最初にお伝えしたように、地上の部屋よりも建築費用は割高になります。

・結露が発生しやすい
地下室は地上の部屋に比べて室内の温度が安定しており、夏の暑い時期、湿度が高い時期に結露が発生しやすくなります。結露は、カビや劣化の原因になります。


gumiさんの場合は、楽器やダンスなど用途がはっきりしていますので、ご予算が合うのであれば地下室は良い選択だと思います。土地の価格、地下室の建築費用などを総合的に考慮して判断してください。

なお、地下室をつくると決めたときには、工務店選びは慎重に行いましょう。地下室は防水、防湿、地盤の状態など通常の建物以上にリスクが大きいので、実績のある、信頼できる工務店を選ぶようにしてくださいね。

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